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不動産DD

不動産DDとは

M&Aの対象事業者の保有する不動産の権利関係を明らかにし、その価値やリスクを把握すること等を目的とします。広義の意味においては、環境調査や建物診断等も不動産の持つ価値やリスクを評価する上では考慮されるべき手続きとなりますので、不動産DDの一つといえます。不動産DDにより保有する不動産評価額をバランスシートの評価額に反映、あるいは債権に対する保全金額評価にも利用されます。
M&Aにおいては保有する資産の換価価値というよりは今後のキャッシュフローの獲得能力評価(事業性評価)に重きがおかれるのが一般的ではありますが、資産性の高い不動産を保有しているか否かもM&A実施における重要な検討項目の一つになることは間違いありません。

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